
好評につき第12弾!学生の皆さんにぜひ手に取って欲しい新着本を「おすすめ新着本コーナー」に設置しました。
<図書館スタッフが選んだおすすめ新着本リスト(全50冊)>
※リストに記載があっても、本棚にない図書は貸出中です。予約は可能ですので、詳しくはカウンターでお尋ねください。
(1~10冊目)
ジャンル | タイトル | 著者 | 内容 |
---|---|---|---|
哲学 | おこさま人生相談室 : おとなのお悩み、おこさまたちに聞いてみました | 小林エリカ [著] | おとなたちの本気の悩みに、102人のおこさまが本気で向き合う「いつもと逆」の人生相談。人気WEB連載、待望の書籍化! |
歴史 | 入門遺跡のマネジメント : 保存・活用・整備のために | 中井將胤 [著] | 人類の生活の痕跡、「遺跡」を未来へつないでいくために。遺跡ファンや維持管理にかかわる人必読の入門書。まるごとわかる遺跡のトリセツ! |
社会科学 | フリーランスのトラブルから自分を守るために絶対に知っておきたい法律の話 | 早見ぽな文/高田ゲンキマンガ/河野冬樹監修 | フリーランスあるあるのトラブル例を楽しく紹介!「キャンセルされた」「減額された」など困った時の対処法や、トラブル予防のコツを漫画&イラストでわかりやすく解説。法律が苦手でも安心して読める一冊です! |
職場で傷つく : リーダーのための「傷つき」から始める組織開発 | 勅使川原真衣著 | 『「能力」の生きづらさをほぐす』で鮮烈なインパクトを残した気鋭のコンサルタントが「職場の傷つき」に着目し、これからの組織開発のあるべき道筋を探る。 | |
新しい階級社会 : 最新データが明かす「格差拡大の果て」 | 橋本健二著 | 「ニッポン中流」幻想は、はるか彼方の過去の夢。日本社会の惨状が、新たなデータで明らかに。1980年前後に始まった日本社会の格差拡大は、すでに後戻りができないまでに固定化され、今や我が国には「新しい階級社会」が成立している。前著『新・日本の階級社会』により、日本社会の実態を客観的な調査データに基づいて明らかにしてみせた著者が、2022年の新たな調査データを基に提示する衝撃作! | |
Tシャツの日本史 | 高畑鍬名 [著] | あなたの〈裾〉に隠された日本の同調圧力と美の仕組み。 | |
日本の化粧の変遷100年 | 資生堂ビューティークリエイションセンター監修 | 大正時代のモダンガールから令和まで、化粧は時代を映し出す。各時代のメイクの特徴&再現法をプロの視点からわかりやすく解説! | |
葬祭ジャーニー : 世界の「死」をめぐる、びっくりするような風習と儀式 | アニタ・イサルスカ [著]/高崎拓哉訳 | 喪失の悲しみは、世界共通。乗り越え方は、千差万別。世界の葬送・弔いの文化から、35以上の驚くべき風習・慣習をめぐる。 | |
妖怪学入門 第7版 | 阿部主計著 | 妖怪、怨霊、幽霊。おばけの常識。 | |
ネット怪談の民俗学 | 廣田龍平 [著] | ネット怪談はどのように発生し、伝播するのか。きさらぎ駅、くねくね、リミナルスペース……ネット民たちを震え上がらせた怪異の数々を「共同構築」「異界」「オステンション(やってみた)」など民俗学の概念から精緻に分析、「恐怖」の最新形を明らかにする。 |
(11~20冊目)
ジャンル | タイトル | 著者 | 内容 |
---|---|---|---|
社会科学 | 失敗の本質 : 日本軍の組織論的研究 改版 | 戸部良一 [ほか] 著 | 大東亜戦争で日本軍はなぜ敗北したのか。戦史研究に初めて社会科学的な分析を導入し、ノモンハン、ミッドウェー、ガダルカナル、インパール、レイテ、沖縄の六作戦を失敗事例として学際的に検証。日本軍の組織特性の解明を通じて、日本社会にはびこる組織的病理を剔抉し、自己変革の必然性を提起する。「文庫版あとがき(二〇二四年)」を新収録。 |
自然科学 | 水族館飼育員のただならぬ裏側案内 | なんかの菌著 | 『水族館飼育員のキッカイな日常』の著者、なんかの菌氏が贈る水族館愛120%の4コマエッセイ。餌やりをめぐる飼育員と生きものの攻防、海獣ライブのカッコいいサイン出し、建物の裏に見える極太の配管など、水族館の思いもしないような見どころや裏側エピソードを紹介。読むと水族館のディープな魅力にハマる一冊! |
害虫の誕生 : 虫からみた日本史 増補 | 瀬戸口明久 [著] | 今では忌み嫌われるハエやゴキブリ。しかしハエは小さくかわいらしい生き物と見られていた時代があり、ゴキブリは豊かさの象徴だったとする説もある。こうした虫たちは、いかにして人間の手で排除すべき〈害虫〉となったのだろうか。本書はその背景を丹念に読みとき、植民地の統治、「清潔」な近代都市の成立、戦争における伝染病の蔓延や毒ガスの開発などを契機に、近代国家が人々の自然観を組みかえてきた過去を明らかにする。文庫化にあたっては、テクノロジーの発達による害虫の「消滅」などを考察した補章を収録。小さな虫から、人と自然の関係に織り込まれたダイナミックな歴史が見えてくる。 | |
技術・工学 | 旅の建築フィールドノート術 : 五感で感じたすべてを描く | 渡邉義孝著 | 建築体験とは、その地で食べた屋台飯や雑踏の匂い、喧騒、道行く人のふるまいや耳にした会話と不可分だ。31年間で54の国と地域を巡り、「生きた時空間」の中で建築と出会いつづける著者による旅の記録術。3000頁超のノートづくりに裏打ちされた図法選択や聞取り・実測手法、速記や時短着彩のテクニック、人や食の描き方。 |
20のテーマでよみとく日本建築史 : 古代寺院から現代のトイレまで | 海野聡編 | 建築史は、過去の建物すべてを対象に、様式や技術だけでなく、町並みや生活空間までも探究する。この幅広く奥深い学問の面白さをコラムで解説。法隆寺五重塔や遊廓、見世物小屋、厠など、多様なテーマでその魅力に迫る。 | |
香りの起源を求めて : 香水を支える植物18の物語 | ドミニーク・ローク著/門脇仁訳 | よりすばらしい香水を作るための天然成分を見つけるべく30年にわたって世界中を旅し、150種類を超える素材から抽出したエキスを調香師のパレットに提供してきたドミニーク・ローク。美しい香りを生み出す天然素材を栽培、収集、生産、蒸留する現地の人々との触れ合い、名だたる香水を作り出してきた調香師のインスピレーションから彼が感じたこととは―。香りの原料がどのように栽培、生産、調達されているか、またそこに潜む社会問題にも踏み込んだ香りの奥深き世界を解き明かす1冊。 | |
ネオ日本食 | トミヤマユキコ 著 | 無形文化遺産に「和食」を登録。ユネスコは、「ネオ日本食」を見落としている。和食だけが日本の食ではない!ホットケーキ、たらこスパ、餃子、カツレツ、カレー…海外の味を、日本に馴染ませる「工夫」と受け入れる「柔軟さ」が生むあくなき「探求」。かくして、ネオ日本食は、しれっと日常にある。一度もまとめてかえりみられることのなかった一大ジャンルを考察する世界初の本。 | |
愛でたい。贈りたい。恋するクッキー缶図鑑 | 坂井勇太朗著/PIE International著 | かわいい!おいしい!贈りたい!至高のクッキー缶120種掲載。 | |
産業 | 日本万博全史 | 夫馬信一 [著] | 「ビッグイベント=発展の原動力」というモデルが、いかにしてレガシーを築き、そして時代が変わった令和においても信奉されるに至ったのか─。開催目前で挫折した1940年万博計画から、令和の大阪関西万博まで。日本人と〈万博〉のカオスな100年史。 |
商人の戦国時代 | 川戸貴史 [著] | 中央権力が衰退し混迷する戦国時代、旧来の秩序を破る新興商人を、権力者たちは取り締まることが困難になった。新旧商人の縄張り争い、金融業の出現、拠点都市の建設、利権ビジネスと借金トラブル、御用商人の暗躍、世界貿易への参入、「楽市・楽座」の実態――。幕府、朝廷、大名、寺社、海外勢力、様々なプレイヤーが乱立する時代に、商人たちは何を頼り、秩序と自由の狭間を生き延びたのか? 史料に現れる、余りに人間的なエピソードの数々から、乱世を生き延びる戦略を学ぶ。 |
(21~30冊目)
ジャンル | タイトル | 著者 | 内容 |
---|---|---|---|
産業 | 作り方を作る : 佐藤雅彦 | 佐藤雅彦著 | 佐藤雅彦がはじめて語る「教育」「表現」「方法」を巡る遍歴のすべて。 横浜美術館で開催される初の大規模回顧展「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」公式図録! |
芸術 | 現代アートがよくわからないので楽しみ方を教えてください : 9つの型で「なにこれ?」が「なるほど!」に変わる | 鈴木博文著 | 「わかる人にしかわからない難しいもの」と思われがちな現代アート。楽しく読み解き、アートの世界を深く味わうことができるようになる視点の「9つの型」を紹介します。なんとなくぼんやり眺めていた作品も、「なるほど!そういうことか!」とモヤモヤが晴れて、脳がスパークするような感動の瞬間が訪れる! |
性と芸術 | 会田誠[著] | 日本を代表する現代美術家・会田誠による「犬」は、二〇一二年森美術館展覧会での撤去抗議をはじめ、数々の批判に晒されてきた。裸の少女の〝残虐?ともいえる絵を、会田はなぜ描いたのか――? 作者が自作を解説することの禁を破り、動機、意図を初めて綴る。歴史を背負い、不完全な人間を表現することのジレンマ。ほぼ「遺書」ともいえる告白。 | |
感覚のエデン | 岡﨑乾二郎著 | 世界に可能性はまだあるのか、「芸術」はその問いに答える方法である。時を超えて交錯する思考の運動が、星座のように明晰なる一つの図形となって、新たな知覚と認識を導く。 | |
而今而後 : 批評のあとさき | 岡﨑乾二郎著 | 而今而後(=いまから後、ずっと先も)の世界を見通し、芸術・社会の変革を予見する。稀代の造形作家の思想の軌跡を辿り、その現在地を明らかにする、比類なき批評集。 | |
個展のつくりかた : 展覧会を開きたい人のためのガイドブック | 竹氏倫子著 | 二人展やグループ展にも役立つヒントが満載!“個展であなたの世界を表現”―デジタル時代にこそ開いてほしい、キャリアにつながるリアル個展のすすめ。 | |
アダムス・ファミリー全集 | C・アダムス著/H・K・ミゼロッキ編/安原和見訳 | 朽ち果てた屋敷に暮らす、謎の美女モーティシア、夫ゴメス、ウェンズデーとパグズリー、執事のラーチ、フランプおばあちゃん、そしてお化け―アメリカの誇る漫画家チャールズ・アダムスが生みだしたアダムス一家の全作品を、未発表作まで含めて集大成。詳細な解説とともに明かされる、愛すべき“悪党たち”の進化の全貌。 | |
マンガの原理 | 大場渉, 森薫, 入江亜季著 | 「視線誘導」「跳ね上げ」「めくり」「フリウケ」…これまで口伝で受け継がれがちだった漫画技術の数々を最高峰の技術を持つ3人が、自身の作例を交えて徹底解説。漫画は「感覚」や「センス」でも描けます。しかし…面白い漫画を描くには「理論」と「技術」が欠かせません!すべての漫画を描く人と、漫画を編む人たちへ―。漫画の読み方の解像度が上がる!漫画ファンにも楽しめる1冊。 | |
ボツ : 『少年ジャンプ』伝説の編集長の“嫌われる”仕事術 | 鳥嶋和彦著 | 「これさぁ、悪いんだけど、捨ててくれる?」超人気作は地獄のなかで生み出された!『ドラゴンボール』『Dr.スランプ』『ONE PIECE』『遊☆戯☆王』『ドラゴンクエスト』『クロノ・トリガー』。 | |
文章を書く人のための同人誌・ZINE本文デザイン入門 | ― | ノンデザイナー向けの本文デザイン入門書。小説や技術書、シナリオブックなど文字中心の同人誌・ZINE制作に役立つ基礎知識や組版のコツを解説。印刷の基礎や優れた実例も紹介し、同人誌・ZINEのデザインに悩む人の助けになる一冊です。 |
(31~40冊目)
ジャンル | タイトル | 著者 | 内容 |
---|---|---|---|
芸術 | 脇阪克二のアイデア箱 : つくりながら日々暮らす | 脇阪克二著 | 80歳のテキスタイルデザイナー・脇阪克二の画文集。日本人初のマリメッコデザイナーとしてフィンランドやニューヨークで活躍し、現在は京都で創作を続ける。暮らしのリズムを大切にし、美を見つめる彼の作品や言葉が、生き方のヒントと日本人の美意識を伝える一冊。 |
映画みたいなことしない? | エヒラナナエ [ほか] 著 | 恋人や友だちと真似したくなる映画のワンシーンを、4名のイラストレーターが再現。愛や悩み、不思議な出会いなど共感できる瞬間をイラストとエッセイで紹介。映画の新たな楽しみ方が味わえる、全50作のユニークな映画案内です。 | |
文学 | 創作者のための読書術 : 読む力と書く力を養う10のレッスン | エリン・M・プッシュマン著/中田勝猛訳 | 作家はどんな読み方をしているのか―?プロの書き手の「分析的な読み」を学ぶことで、自分の作品を書き出す一歩が見つかる!現代の小説やノンフィクション、詩、SNS、ブログなどの豊富な引用例を通して、創作に役立つ読書術が自然と身につく―すべての書きたい人に向けた一冊。「読む」解像度が上がれば、「書ける」ようになる! |
水上バス浅草行き | 岡本真帆著 | 岡本真帆のはじめての歌集! | |
こころ | 谷川俊太郎著 | 心は、どこにいるのだろう。跳ねたり、迷子になったり、からっぽになったり、ココロってちっともじっとしてない。―「生きる」を見つめた詩人が、千変万化する「こころ」をとらえた新作詩集。朝日新聞好評連載から生まれた珠玉の60篇。 | |
乱歩と千畝 : RampoとSempo | 青柳碧人 [著] | 名もなき若者だったが、夢だけはあった。探偵作家と外交官という大それた夢。希望と不安を抱え、浅草の猥雑な路地を歩き語り合い、それぞれの道へ別れていく…。若き横溝正史や巨頭松岡洋右と出会い、歴史を変え、互いの人生が交差しつつ感動の最終話へ。 | |
クロエとオオエ | 有川ひろ著 | 横浜で三代続いた宝石商の嫡男・大江頼任と、彫金を家業とする職人の娘・黒江彩。最初のデートで頼任が贈ったリングを突き返してから、二人の関係は「メシ友」と「恋人」の間で謎のまま。頼任の店のお得意様のプライダルジュエリーのオーダーを皮切りに、クロエがジュエリーデザインを引き受けるようになってから、二人の関係性が変わっていく。 | |
去年、本能寺で | 円城塔 [著] | 室町幕府の崩壊後、AIは長足の進歩を遂げる。軍事AIが合戦を司り、文事AIが詩歌、楽曲の生成に勤しむ世界で、つわものたちは何を思惟するのか?歴史短編集のはずが、本格ミステリあり、アイドル活劇あり、異世界転生まであり。奇想天外な戦乱ラプソディー!珠玉の歴史×SF全11編。 | |
パズルと天気 | 伊坂幸太郎著 | マッチングアプリでしか出会えない「名探偵」、天気のことばかり話す男、犬たちの逆襲!?他人のことはパズルだと思うよりも、天気だと思ったほうがいい―。単著未収録だった4作品に、完全書き下ろしを加えた5編を収録。井坂ワールドの魅力がつまった幸せな短編集。 | |
8番出口 | 川村元気 [著] | 累計180万ダウンロードの大ヒットゲーム「8番出口」をもとに、映画監督・川村元気氏が書き下ろした小説。地下通路での無限の2択を描き、人生観や死生観、現代人の罪の意識を深く問いかける物語。 |
(41~50冊目)
ジャンル | タイトル | 著者 | 内容 |
---|---|---|---|
文学 | ミーツ・ザ・ワールド | 金原ひとみ著 | 焼肉擬人化漫画をこよなく愛する腐女子の由嘉里。恋愛経験ゼロで、人生二度目の合コンも失敗した帰り、新宿歌舞伎町で美しいキャバ嬢・ライと出会う。「私はこの世界から消えなきゃいけない」と語るライに、「生きてなきゃだめです」と詰め寄る由嘉里。正反対の二人は一緒に暮らすことになって―。世間の常識を軽やかに飛び越え、新たな世界の扉を開く傑作長編。第35回柴田錬三郎賞受賞作。 |
消滅世界 | 村田沙耶香著 | セックスではなく人工授精で、子どもを産むことが定着した世界。そこでは、夫婦間の性行為は「近親相姦」とタブー視され、「両親が愛し合った末」に生まれた雨音は、母親に嫌悪を抱いていた。清潔な結婚生活を送り、夫以外のヒトやキャラクターと恋愛を重ねる雨音。だがその“正常”な日々は、夫と移住した実験都市・楽園で一変する…日本の未来を予言する傑作長篇。 | |
ババヤガの夜 | 王谷晶著 | お嬢さん、十八かそこらで、なんでそんなに悲しく笑う?暴力を唯一の趣味とする新道依子は、関東有数規模の暴力団・内樹會にその喧嘩の腕を買われる。会長が溺愛する一人娘の運転手兼護衛を任されるが、彼女を苛酷な運命に縛りつける数々の秘密を知り―。血が逆流するような描写と大胆な仕掛けで魅せる不世出のシスター・バイオレンスアクション! | |
ファラオの密室 | 白川尚史著 | 紀元前14世紀、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため、冥界へ行く審判を受けることができない。欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。なぜ心臓が欠けたのか―。セティは死の真相を探るうち、密室状態のピラミッドから先王のミイラが消失するという大事件に直面する。タイムリミットが迫るなか、セティはミイラ消失事件の謎を解き明かせるか!?第22回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。 | |
一撃のお姫さま | 島本理生著 | 大震災から11年目、会社で行われていた黙とうがなくなった。私は仕事を休むことにした。代わりに毎日、大根餅を作る。死んだ獣の肉を食べるほどの気力はなくとも、生きて欲するものがあるということを味わいたいのかもしれない。(「停止する春」)。〈美人で妖艶な娘〉をイメージし「魔美」と名づけられた私。顔見知りの配達員にはキスされそうになり、年下のバーテンダーには手を握られ、不幸とまでは言い切れないさまざまな嫌気を持て余す。(「最悪よりは平凡」)。ほか3編。 | |
帰れない探偵 | 柴崎友香 [著] | 「世界探偵委員会連盟」に所属する「わたし」は、ある日突然、探偵事務所兼自宅の部屋に帰れなくなった。「帰れない探偵」が激動する世界を駆け巡る。 | |
謎の香りはパン屋から | 土屋うさぎ [著] | 大学一年生の市倉小春は漫画家を目指しつつ、大阪府豊中市にあるパン屋“ノスティモ”でアルバイトをしていた。あるとき、同じパン屋で働いている親友の由貴子に、一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンされてしまう。誘ってきたのは彼女のほうなのにどうして?疑問に思った小春は、彼女の行動を振り返り、意外な真相に辿りつく…。パン屋を舞台とした“日常の謎”連作ミステリー!2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作。 | |
五匹の子豚 | アガサ・クリスティー著/山本やよい訳 | 16年前、高名な画家だった父を毒殺した容疑で裁判にかけられ、獄中で亡くなった母。でも母は無実だったのです―娘の依頼に心を動かされたポアロは、事件の再調査に着手する。当時の関係者の証言を丹念に集める調査の末に、ポアロが探り当てる事件の真相とは?過去の殺人をテーマにした代表作を最新訳で贈る。 | |
ホロー荘の殺人 | アガサ・クリスティー著/中村能三訳 | アンカテル卿の午餐に招かれたポアロは、少なからず不快になった。邸のプールの端で一人の男が血を流し、傍らにピストルを手にした女が虚ろな表情で立っていたのだ。が、それは風変わりな歓迎の芝居でもゲームでもなく、本物の殺人事件だった!恋愛心理の奥底に踏み込みながら、ポアロは創造的な犯人に挑む。 | |
満潮に乗って | アガサ・クリスティー著/恩地三保子訳 | “大富豪ゴードン・クロードが戦時中に死亡し、莫大な財産は若き未亡人が相続した。戦後、後ろ盾としてのゴードンを失つた弁護士や医師らクロード家の人々は、まとまった金の必要に迫られ窮地に立たされていた。“あの未亡人さえいなければ”一族の思いが憎しみへと変わった時…戦争が生んだ心の闇をポアロが暴く。 |
過去の「図書館スタッフが選んだおすすめ新着本」一覧
・第11弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2025.7.4)
・第10弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2025.5.29)
・第9弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2024.12.17)
・第8弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2024.11.5)
・第7弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2024.8.3)
・第6弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2024.7.5)
・第5弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2024.1.27)
・第4弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2023.10.27)
・第3弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2023.7.12)
・第2弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2023.1.20)
・第1弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!(2022.11.23)
最近の記事
- 2025年10月8日
- ニュース
- 10/29(水) 「ジャパンナレッジ」の一時停止について
- 2025年10月3日
- ニュース
- 第12弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!
- 2025年9月15日
- ニュース
- HOTコーナー「あのときの新しい本」