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第9弾!図書館スタッフが選んだおすすめ新着本!

 

好評につき第9弾!
学生の皆さんにぜひ手に取って欲しい新着本を「おすすめ新着本コーナー」に設置しました。
冬休み長期貸し出しも行っていますので、ぜひ利用してください!

<図書館スタッフが選んだおすすめ新着本リスト(全60冊)>

※リストに記載があっても、本棚にない図書は貸出中です。予約は可能ですので、詳しくはカウンターでお尋ねください。

(1~10冊目)

ジャンル タイトル 著者 内容
総記 情報理論 : 基礎と広がり Thomas M. Cover, Joy A. Thomas著/山本博資 [ほか] 訳 情報理論のバイブル,待望の翻訳!情報理論は,数学,物理学,統計学,および工学の境界領域において,最も魅力的な分野の一つであり,そこから芽生えたアイディアは,バイオ情報学,web 検索,無線通信,動画圧縮など,科学と技術の多くの問題に適用されてきている。1991年に刊行された原著第1版は,情報理論の本として最高の評価を得,現在も世界中で好評を博している。15年ぶりの改訂となった第2版は,教科書としてさらに使いやすく工夫し,新たに200もの問題を追加,最新の研究を反映させた内容になっている。情報理論の基本的なトピックスをつぶさに網羅し,また各章末には演習問題や簡潔なまとめ,歴史的な注が配置されるなど,明瞭で示唆に富んだ構成をとる。情報理論の基礎を扱った本としてはこれ以外にないと言われる世界的名著の待望の翻訳である。
哲学 コワイの認知科学 川合伸幸著/内村直之ファシリテータ あの生き物はなぜコワいのか。コワい気持ちはどのように生まれるのか。コワさを克服する方法はあるのか。できれば無くしたい「コワさ」の謎を探求する。
恋愛の哲学 戸谷洋志著 クズへの愛はなぜ成立するのか?なぜ私は愛されたいのか?永遠の愛はどこまで続くのか?―すべて哲学が答えます。現代に流れる「ロマンティック・ラブ」の幻想を解体する驚愕の哲学入門。
切腹の歴史 第3版 大隈三好著 世界的に有名な武士のハラキリ、切腹はいつごろ発生したのか―切腹の歴史を文献や資料をもとに時代ごとにたどり、切腹が意味するもの、切腹の美学について明らかにした歴史的名著がここに復刊!!
人生のレールを外れる衝動のみつけかた 谷川嘉浩著 「将来の夢」や「本当にやりたいこと」を聞かれたとき、それっぽい答えを言ってやり過ごしたことはないですか?自分を忘れるほど夢中になれる「なにか」を探すためにスマホを置いて一歩を踏み出そう。
あなたの牛を追いなさい 枡野俊明, 松重豊著 悟りに至る10段階を見える化した禅の最強フレームワーク「十牛図」に学ぶ!世界が尊敬する日本人100人・禅僧×還暦・俳優の現代禅問答。「十牛図」が教えてくれる人生で大切なこと。
歴史 ウクライナの小さな町 : ガリツィア地方とあるユダヤ人一家の歴史 バーナード・ワッサースタイン著/工藤順訳 現在の西ウクライナにまたがるガリツィア地方は、歴史的に、オーストリア、ポーランド、ドイツ、ソ連とさまざまな国に支配され、翻弄されてきた。本書の舞台は、ガリツィア地方の小さな町クラコーヴィエツ。著者はイギリスの著名な歴史家で、彼の先祖はこの町出身のユダヤ人である。歴史家として客観的かつ生き生きとこの町がたどった歴史を語る一方で、この町と深い縁のある自分の祖先を悼むように、家族がたどった苦難の歴史を追いかけてゆく。ユダヤ人差別はありながらも多民族が共存したハプスブルク時代、国と国のはざまで幾多の戦争に蹂躙された混乱期、ウクライナとポーランド両者のナショナリズムに引き裂かれた近代、ナチスとソ連による恐怖支配、そして現代へ―。ガリツィア地方という、国と国のはざま。そしてユダヤ人という、民族と民族のはざま。―二つの「はざま」の視点から、ガリツィア地方、ウクライナ、そして東欧の人びとがくぐり抜けた歴史が照らし出される。
社会科学 世界への信頼と希望、そして愛 : アーレント『活動的生』から考える 林大地 [著] ここに鮮やかで瑞々しいハンナ・アーレント論が誕生した。「世界」概念を軸に『活動的生』を読み解き、アーレントの著作全体の核心に近づく試論=エッセイ。
ストリートの思想 増補新版 毛利嘉孝著 イデオロギーによる旧来の党派的「動員」とは異なる、自律性を帯びた資本/権力への抵抗運動はどのように現れたのか?パンクやニューウェイヴなど80年代のインディーズ文化を源流とし、90年代のサウンドデモや「素人の乱」を経て、3.11後の反原発・反政府・反グローバル資本主義デモへといたる地下水脈を読み解くオルタナティヴ思想史。2010~20年代の動きを増補して文庫化。
自分の親に読んでほしかった本 : 子どもとの関係が変わる フィリッパ・ペリー著/高山真由美訳 英国の心理療法の第一人者が、すべての親に向けた心揺さぶられるアドバイス。より良い親子関係のために必要なこと、やってはいけないことを丁寧に説き、世界中の親たちの共感を呼んだ話題の書。

(11~20冊目)

ジャンル タイトル 著者 内容
社会科学 恋愛社会学 : 多様化する親密な関係に接近する 高橋幸, 永田夏来編 恋愛に巻き込まれているあなたにも、恋愛に疑問があるあなたにも、恋愛そのものに関心がないあなたにも―。晩婚と生涯独身者が増加しつつも、多くの人々が生涯にわたり様々な形で関わることになる「恋愛」。それは現代日本でどのように変化しつつあるのか。歴史的記述や量的・質的調査、そして多様な事例から、ポスト恋愛至上主義の時代に迫る必携入門書!
痛みの「東北」論 : 記憶が歴史に変わるとき 山内明美著 三陸の漁師たちの声、「外国人花嫁」たちの声、そして石牟礼道子や宮沢賢治、森崎和江らの声が響き合い、時空を超えて“東北”の実相を浮かび上がらせる。東日本大震災の直後から今に至る軌跡が綴られる、歴史の声のかたち。
技術・工学 クリエイターのためのトラブル回避ガイド 志村潔著/近藤美智子監修/雪丸真吾監修 延々と続く修正…「口約束」だけの発注…パクリ疑惑で炎上…。知っていれば困らない!トラブルへの対処法と予防策をまとめたクリエイターのための実践的法律書。
産業 シネマティック・ホテル : まるで映画のような世界のホテル パイインターナショナル編著 一度は泊まりたい、映画美術のように作り込まれた夢の空間。
フェイクドキュメンタリーの時代 : テレビの愉快犯たち 戸部田誠著 「フェイクドキュメンタリー」―嘘(フィクション)を前提にしながら事実(ドキュメンタリー)であるかのように見せるジャンルが支持を集めている。「分かりやすさ」や「正しさ」ばかりが求められる現代世相への反動として解釈されているが、その端緒は2003年放送の伝説的テレビ番組『放送禁止』に遡る。万人向けを是とする価値観に抗い“分かりにくく、正しくない番組”を世に放つ愉快犯たちの闘いに迫るノンフィクション。
芸術 キボリアル : 木彫りアーティスト・キボリノコンノ作品集 キボリノコンノ著 Twitterで”万バズ”を連発する元公務員・木彫りアーティスト、キボリノコンノ初作品集!独自の木彫り&塗装テクニックでとろ~りとろけるチーズや液体、透明なビニールまで様々なものをリアルに表現し、各メディアで話題を集めるキボリノコンノさん。本書では彼がこれまでに作ってきた人気作品を一挙掲載し、それぞれの作品が普通の「木」から「あっと驚くもの」に生まれ変わる過程を徹底解剖します。制作現場や道具紹介のほか、公務員から木彫りアーティストへの転身を決めたきっかけなどを深堀りしたインタビュー、アイシングクッキー作家のまんなたぬきさんとの対談も収録した大ボリュームの1冊です!
失われた絵画を再生する : デジタル技術を用いた復元への挑戦 木下悠著 本来の姿を失ってしまった絵画作品たち。その再生を目指して、残された写真や模写を、様々な資料とともに読み解き分析していく。図像を受け継ぐ、その方法や挑戦、限界を、復元現場の先頭にたつ開拓者が語るイメージの探検。
荒木飛呂彦の新・漫画術 : 悪役の作り方 荒木飛呂彦著 世界の一六の国と地域で翻訳刊行されるなど、いまや古典となった『荒木飛呂彦の漫画術』(集英社新書)から一〇年。だが、ある時、『漫画術』を読んで漫画家になった人もいるとしたら、「もうちょっと深い話も伝えておかなければならないのではないか」と、荒木は考えた。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズをはじめとした荒木作品に登場する名悪役たちの魅力とリアリティはどのように生まれるのか?漫画の王道を歩み続けるために必要なことは?いまだ語られなかった、漫画家・荒木飛呂彦の「企業秘密」を掘り下げた、新・漫画術。
次郎にもきいてみた。 : ブツブツ問答集 さくらももこ文・絵 「勉強しないとダメですか?」「気楽でうらやましいよ」「いつか立派になれるよね?」みんながモヤモヤする100の問いに、今度は次郎がブツブツ答えます。さくらももこさんが大切に描いた『コジコジ』のエッセンスを凝縮したポケットブック『コジコジにきいてみた。モヤモヤ問答集』に続く第2弾。ナンセンスギャグや、キャラクターたちのモヤモヤをシュールな目線で描く漫画『コジコジ』。コジコジのツッコミ役・半魚鳥の次郎は、カッコつけてもカッコつかない。面倒くさがりなのにやさしく、ツンデレ。そんな次郎の言葉はいつも等身大で親身なもの。次郎が口をツンととがらせブツブツ答えれば、何も解決しなくても、励まされた温かみがじんわりと残る、不思議な1冊です。お笑いコンビ・シソンヌのほうの「じろう」さんからも、あったかいエッセー「コジコジと隣の席になる以前の次郎について考える」を寄稿いただきました。
麻雀漫画50年史 V林田著 これも麻雀漫画、これが麻雀漫画。だから楽しい!阿佐田哲也の小説『麻雀放浪記』のヒットに代表される麻雀ブームの発生と青年向け漫画誌の勃興の中から生まれ始めた麻雀漫画は、どのような変遷をたどってきたのか。その半世紀、50年の歴史を、漫画家、原作者、編集者へのインタビューと膨大な資料から明らかにする、決定版通史。

(21~30冊目)

ジャンル タイトル 著者 内容
芸術 Mo Story : 子猫のモー チェヨンジュ作・絵/矢部太郎日本語訳 韓国でベストセラーとなったやさしさと、ちょっぴりの勇気をもらえる絵本。
どっち? キボリノコンノ作 木でできた「偽物」はどっち?本物か、木物か?だまされたくて、何度も見ちゃう絵本だよ。
箱庭世界 : 小さな空想の世界を描くイラストレーターズファイル パイインターナショナル編著 憧れの空想世界を凝縮した箱庭イラスト集!国内外のクリエイター26名の個性あふれる世界観を紹介!好奇心を刺激する箱庭イラスト約180点を収録!クリエイター本人による世界観の解説付き!
パンどろぼうとりんごかめん 柴田ケイコ作 にわとり一家がいとなむコッコ農園へ、パンをとどけにやってきたパンどろぼう。なにものかに農園があらされていることを知り、みまわりにでかけます。「あ! のうえんを あらしているのは おまえたちだな!」「うまそうなパンが あらわれたブヒ」「たべてやるブホ」ピンチにおちいったパンどろぼう。そこに登場したのは―――?最強にして最弱! たよれる(?)ニューヒロイン、参上!
tupera tuperaのアイデアポケット tupera tupera著 75の工夫と発想で、仕事も生活もユーモアあふれる日々に!アポ(アイデアポケット)さんがくりだすキーワードを入り口に、創作のコツをたっぷり語る!
空想百貨店MICKEYA : みっけ作品集 みっけ著 楽しくて、ためになる出会いを。身近にある「モノ」や、知っておきたい「ことば」をモチーフに、デザイナー・みっけが創り出した空想の商品を取りそろえ、皆様のお越しをお待ちしております。掲載作品170点以上。
vocalise 川島小鳥著 本作は、『未来ちゃん』の制作時にヨーロッパ各地の夏の風景のなかで撮影されました。今回、未来ちゃんの幻の夏の旅として、13年の時を経て写真集になりました。 タイトルのvocalise(ヴォカリーズ)とは。歌詞のない母音だけで歌われる歌唱法のこと。未来ちゃんが目にする言葉にする前の新鮮な世界そのものが一冊に綴じられています。
ルール?本 : 創造的に生きるためのデザイン 菅俊一, 田中みゆき, 水野祐著 ルールはあなたを縛るものではなく、この社会で自由に生きるためのもの?ルールをつくる。使う。見直す。更新する。世界の見え方が変わっていく、「ルール×デザイン」入門。大反響を呼んだ21_21 DESIGN SIGHTの企画展「ルール?展」(2021年)を元に、全編書き下ろしのテキストと座談会、豪華執筆者による寄稿を加えて再編集・書籍化。
言語 部首の誕生 : 漢字がうつす古代中国 落合淳思 [著] 文字を組み合わせることで多様な意味を表現できる「漢字」。その基となる214部首のうち約8割は、3千年以上前の中国史最古・殷王朝ですでに出現していた―身近な部首の疑問を通じて、古代の文化と社会に迫る!
文学 悪役の心理 : クリエイターのためのキャラクター創作マニュアル ハン・ミン, パク・ソンミ, ユ・ジヒョン著/黒河星子訳 心理学者、犯罪心理分析官、作家。人間の心理と物語に精通した3人の著者が導き出した悪役づくりの教科書。クリエイター必読の書!

(31~40冊目)

ジャンル タイトル 著者 内容
文学 わたしの好きな季語 川上弘美著 行きつけだった居酒屋から、東京の四季おりおり、すこし人見知りな作家の日常まで。川上弘美がもっと近くなる俳句エッセー96篇。
源氏物語 : A・ウェイリー版 1 紫式部著/アーサー・ウェイリー英訳/毬矢まりえ, 森山恵日本語訳 100年前、シェイクスピアの国の人びとを涙させたベストセラーがドラマチックによみがえる!世界中で読まれたウェイリー版源氏物語を、読みやすい日本語に再翻訳(完訳・全4巻)
源氏物語 : A・ウェイリー版 2
源氏物語 : A・ウェイリー版 3
源氏物語 : A・ウェイリー版 4
赤と青とエスキース 青山美智子著 メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」としてつきあい始めるが…(「金魚とカワセミ」)。額縁工房に勤める空知は、仕事を淡々とこなす毎日に迷いを感じていた。そんな時、『エスキース』というタイトルの絵に出会い…(「東京タワーとアーツ・センター」)。1枚の絵画をめぐる、5つの愛の物語。彼らの想いが繋がる時、奇跡のような真実が現れる―。2022年本屋大賞2位作品、待望の文庫化。
生殖記 朝井リョウ著 とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。体組成計を買うため―ではなく、寿命を効率よく消費するために。この本は、そんなヒトのオス個体に宿る○○目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。
団地のふたり 藤野千夜著 イラストレーターながら今はネットで不用品を売って生計を立てているなっちゃんこと奈津子。大学の非常勤講師を掛け持ちして生活するノエチこと野枝。そんな幼なじみの二人は50歳を迎え、共に独身。生家の築古団地でそれぞれ暮らす。奈津子の部屋で手料理を一緒に食べ、時にはささいなことでケンカもする。高齢のご近所さんのために、二人で一肌脱ぐことだってある。平凡な日々の中にあるちいさな幸せや、心地よい距離感の友情をほっこりと優しく描いた物語。
わたしたちは、海 : The Coast is Clear カツセマサヒコ著 ―海は、この星の涙の、行き着く先かもしれない。逃げるように移り住んだ土地で十二年ぶりに再会してしまった元恋人、クラスメイトのタイムカプセルを掘り起こしに行く小学生、職場からの逃亡を企てる学校教諭と保育士、絶縁していたはずが新たな子を連れて現れた父親、潰れた八百屋に隠されていた七年間の秘密、若き青年との疑似恋愛に溺れる編集者、癌になった友人と、海岸に打ち上げられた鯨。すべて、この海の街で波のように生まれては消えた、ちいさな物語。
さかさ星 貴志祐介著 戦国時代から続く旧家、福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。遺体はいずれも人間離れした手口で破壊されていた。福森家の親戚にあたる中村亮太は、祖母の頼みで、霊能者の賀茂禮子と共に事件を調査することに。賀茂によれば、福森家が保管する名宝・名品の数々は怨念と憎悪に満ちた恐るべき呪物であり、何者かがそれらを利用して事件を引き起こしたのだという。驚愕する亮太を数々の怪現象が襲い、一家の生き残りの子供たちにも魔の手が。誰が何のために呪いを仕掛けたのか。旧家の歴史に隠された、おぞましい秘密が今、明かされる。

(41~50冊目)

ジャンル タイトル 著者 内容
文学 ここはすべての夜明けまえ 間宮改衣著 2123年10月1日、九州の山奥の小さな家に1人住む、おしゃべりが大好きな「わたし」は、これまでの人生と家族について振り返るため、自己流で家族史を書き始める。それは約100年前、身体が永遠に老化しなくなる手術を受けるときに父親から提案されたことだった。かいていったらなっとくできるかな、わたしは人生をどうしようもなかったって。いやだったこと、いたかったこと、しあわせだったこと、あいしたこと、一生わすれたくないとねがったこと。老いない身体を手に入れた彼女の家族史。
わたしの知る花 町田そのこ著 犯罪者だと町で噂されていた老人が、孤独死した。部屋に残っていたのは、彼が手ずから咲かせた綺麗な“花”―。生前知り合っていた女子高生・安珠は、彼のことを調べるうちに、意外な過去を知ることになる。淡く、薄く、醜くも、尊い。様々な花から蘇る記憶―。これは、謎めいた老人が描く、愛おしい人生の物語。
ミニシアターの六人 小野寺史宜著 スクリーンは奇跡を映す。だから映画は人生の栞となる。『ひと』の著者による渾身の人生賛歌。
全員犯人、だけど被害者、しかも探偵 下村敦史著 社長室で社長の首吊り死体が見つかった。それに「関わる」メンバーが7人、ある廃墟に集められる。未亡人、記者、社員二人、運転手、清掃員、被害者遺族―。やがて密室のスピーカーから音声が流れる。「48時間後に毒ガスが充満する。“犯人”だけが助かる」と言われ、7人は命をかけた自白合戦を繰り広げるが―。だけど!だけど!!しかも!!!「私が犯人よ!」「俺が犯人だ!」全員が犯人です!
暗殺 柴田哲孝著 奈良県で元内閣総理大臣が撃たれ、死亡した。その場で取り押さえられたのは41歳の男性。男は手製の銃で背後から被害者を強襲。犯行の動機として、元総理とある宗教団体との繋がりを主張した―。日本史上最長政権を築いた元総理の殺害という前代未聞の凶行。しかし、この事件では多くの疑問点が見逃されていた。致命傷を与えた銃弾が、未だに見つかっていない。被害者の体からは、容疑者が放ったのとは逆方向から撃たれた銃創が見つかった。そして、警察の現場検証は事件発生から5日後まで行われなかった。警察は何を隠しているのか?真犯人は誰だ?35年前に起きたある未解決事件との繋がりが見えた時、全ての陰謀は白日の下に晒される―。日本を震撼させた実際の事件をモチーフに膨大な取材で描く、傑作サスペンス。
うそコンシェルジュ 津村記久子著 ひょんなことから「うそ請負人」となったみのり。52歳の誕生日をひとりで静かに祝う佐江子さん。人間関係のストレスを特殊な行動で発散している中山さん。家庭と職場、両方に疲れ切った倉田さん。祖父の遺品の幸福な行先を探すえいちゃん。定年退職する同僚のために必死で送別会のお店を探す横井さん。きっと「自分に似た人」を見つけることができる11の物語。
一年前の猫 近藤聡乃[著] 『A子さんの恋人』『ニューヨークで考え中』で人気の漫画家・アーティストの近藤聡乃さん。 一緒に暮らす猫たちとの生活を描いたエッセイ7編と、 魅力的なカラーイラスト約20点を、本文、巻末の蛇腹、特典シールなど随所に収録した小さな作品集です。 【仕掛けが盛り沢山!】 文庫サイズの上製本に、金の箔押し、巻頭と巻末にはそれぞれ、二つ折り、蛇腹(四つ折り)の別丁扉付き。 さらに、特典シールも全ての本に挿み込み。すてきな小箱のような一冊です。 【本文より】 ニューヨークはもう冬である。今日の猫たちは一年たったら一年前の猫になる。来年もたぶん私は猫たちの誕生日を祝うのを忘れてしまうけど、一年前の猫たちの小さな声やあたたかさを忘れることはないだろう。
わからない 岸本佐知子著 抱腹絶倒、奇想天外、虚実の境をまたぎ越すエッセイのほか、書評の意味を崩壊させた伝説の朝日新聞連載「ベストセラー快読」、ウェブ日記「実録・気になる部分」も収録。四半世紀分のキシモトワールド!
Never get old : 古くならないold style生活大全 森永博志 著 新世紀が始まると、最初の20~30年は前世紀のツケを払うことに追い立てられる。正に9.11にはじまりコロナ・クライシスに至る今の時代は災難つづきで文明社会は弱りきっている。行く道はたったひとつ、この一冊につまっている。
考えごとしたい旅フィンランドとシナモンロール 益田ミリ [著] 暮らすとしたらどの家に住みたいかを想像しながら散歩したり、色々なカフェを訪れて名物のシナモンロールを食べ比べしたり。トラムで観光地を巡り、デパ地下でお惣菜を買う。夜はホテルの机で日記を書く。通りを歩く人々をぼんやり眺めながら考える。時間とか、人生とか、自分について。食べて歩いて考えるフィンランド一人旅を綴ったエッセイ。

(51~60冊目)

ジャンル タイトル 著者 内容
文学 明けないで夜 燃え殻著 日常をなんとかやり過ごすためには、映画館の暗闇の中のような絶対的な安心感が必要だ。映画館の暗闇の中のような言葉や音楽。誰にも教えていないパートナー、ひとりの時間。寄り道と空想。たしかな肩書きや名前の付いていないあれやこれやが僕を支えている。“絶対的な安心感”が詰まった30篇とちょっとのエッセイ集。
ここで唐揚げ弁当を食べないでください 小原晩著 東京での生活を中心とした心がほぐれるエッセイ集。伝説的ヒットの自費出版本、新たに17篇加えついに商業出版!
糸暦 小川糸著 絶品の山菜料理、りんごケーキ、栗ごはん、手づくり石けんに湯治。巡る季節を自分流に楽しむ糸さんの暮らし。
イギリスのお菓子と本と旅 : アガサ・クリスティーの食卓 北野佐久子著 幽霊館のビクトリア・スポンジ、名探偵がほおばる焼きリンゴ、庭師がささやくパイの噂、メイドが盛りつけるプディング…etc.食べ物が解く物語の謎。アガサ・クリスティー作品に登場するイギリスの食を解説。
イギリスのお菓子とごちそう : アガサ・クリスティーの食卓 北野佐久子著 執事が焼くクランペット、メイドがほおばるスコーン、老嬢が懐かしむシードケーキ、紳士をもてなすプディング…etc.英国の物語を彩る美味。アガサ・クリスティー作品に登場するイギリスの食を解説。ミステリーにちなんだレシピ付き。
メソポタミヤの殺人 新訳版 アガサ・クリスティー著/田村義進訳 考古学者と再婚したルイーズの元に死んだはずの先夫から脅迫状が舞い込んだ。さらに彼女は寝室で奇怪な人物を見たと周囲に訴える。だが、それらは不可思議な殺人事件の序曲にすぎなかった…過去から襲いくる悪夢の正体をポアロは暴けるか?幻想的な味わいをもつ中近東を舞台にした作品の最高傑作、新訳で登場。
ひらいたトランプ アガサ・クリスティー著/加島祥造訳 名探偵ポアロは偶然から、夜ごとゲームに興じ悪い噂の絶えぬシャイタナ氏のパーティによばれた。が、ポアロを含めて八人の客が二部屋に分れてブリッジに熱中している間に、客間の片隅でシャイタナ氏が刺殺された。しかも、居合わせた客は殺人の前科をもつ者ばかり…ブリッジの点数表を通してポアロが真相を読む。
死人の鏡 アガサ・クリスティー著/小倉多加志訳 謀略の犠牲になりかねないからと調査を頼まれたポアロは、依頼人の准男爵の邸へ向かった。が、待っていたのは密室の中での依頼人の死。自殺に見えるが動機は不明。また謀略とは何なのか?事件解決の手がかりは意外にも書斎の割れた鏡にあった!密室の謎に挑む表題作をはじめ、ポアロ活躍の四篇を収録する傑作集。
もの言えぬ証人 アガサ・クリスティー著/加島祥造訳 ポアロは巨額の財産をもつ老婦人エミリイから命の危険を訴える手紙を受けとった。だが、それは一介の付添い婦に財産を残すという問題のある遺言状を残して、彼女が死んだ二カ月後のことだった。ポアロとヘイスティングズは、死者からの依頼に応えるとともに、事件に絡む愛すべきテリア“ボブ”の濡れ衣も晴らす。
その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか アグラヤ・ヴェテラニー著/松永美穂訳 祖国ルーマニアの圧政を逃れ、サーカス団を転々としながら放浪生活を送る、一家の末っ子であるわたし。ピエロの父さんに叩かれながら、曲芸師の母さんが演技中に転落死してしまうのではないかといつも心配している。そんな時に姉さんが話してくれるのが、「おかゆのなかで煮えている子ども」のメルヒェン。やがて優しいシュナイダーおじさんがやってきて、わたしと姉さんは山奥の施設へと連れて行かれるのだったが―。世界16カ国で翻訳、奇蹟の傑作がついに邦訳!シャミッソー賞・ベルリン芸術賞受賞作。
   
 
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