センターのいちおし
身辺図像学入門 : 大黒からヴィーナスまで(朝日選書 ; 646)
2011.02.10
タイトル 身辺図像学入門 : 大黒からヴィーナスまで(朝日選書 ; 646)
編著者名 岡泰正著
出版社 朝日新聞社
出版年 2000
内容と紹介 区分:和図書/ID:100115618/所在:普通書架/請求記号:704/OY

私事ですが、市内のとある大学の塀の上に瓦焼の桃が載っているのを見て、不思議に思ったことがあります。図像は何らかの意味を持った記号的存在です。桃がそこにある以上は何らかの特別な意味を持つに違いありません。しかし図像学の事典で取り上げられる図像は西洋の神話や宗教に由来するものが中心で、そういった身近な図像の意味についてまとめた著作の数は多くありません。

しかし本書の著者岡泰正氏は、賞状の鳳凰、ビールのラベルの麒麟、そして私が疑問に思った桃といった、馴染み深い図像たちの意味を、親切かつしっかりとした裏づけを持って教えてくれます。図像学(Iconography)の入門書、または雑学的好奇心を満たすものとしてもお勧めの一冊です。

なお本書に興味をもたれた方には荒俣宏氏の『広告図像の伝説』(所在:普通, 請求記号: 674.21/A)、『帯をとくフクスケ』(京都市図書館に所蔵あり)もお勧めです。
リンクURL 身辺図像学入門 : 大黒からヴィーナスまで(朝日選書 ; 646)