センターのいちおし
死刑宣告(愛蔵版詩集シリーズ)
2011.01.26
タイトル 死刑宣告(愛蔵版詩集シリーズ)
編著者名 萩原恭次郎著
出版社 日本図書センター
出版年 2004
内容と紹介 区分:和図書/ID:100107936/所在:普通書架/請求記号:911.56/H

これは音が見え、色が聴こえるような詩集です。
読みすすめるうちに、あらゆる感覚が反転していくのがわかります。
大小の活字が書体も意味もバラバラに、縦組みと横組みが混在したまま弾丸のように発射され、詩全体が圧倒的な破壊力を誇っているのです。

「詩とは爆弾である!」と語った大正末期のダダイスト、萩原恭次郎が紡ぎだす詩作品には、紙一枚の平面には収まらない立体感、スピード感があり、それらはもはや精巧に作られた造形物と云えましょう。
例えば、「広告灯!」という作品を下記に挙げてみました。


80年以上も前にこんな奇抜な詩が創作されていたのです。
今でいうネット落書き「アスキーアート」の先駆けかと思うほどです。
萩原恭次郎の周辺には、当時の美術運動であったダダの国内における先駆的グループ、「MAVO(マヴォ)」で活躍する作家達がいました。本書ではその作家らの作品が挿絵のように掲載されている点も見どころです。
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