センターのいちおし
文体練習
2010.11.05
タイトル 文体練習
編著者名 レーモン・クノー著 ; 朝比奈弘治訳
出版社 朝日出版社
出版年 1996
内容と紹介 区分:和図書/ID:000087689/所在:普通書架/請求記号:807.9/Q

「ある日バスの中でつまらない喧嘩が起きた。その後、喧嘩していた人を偶然目撃した。」

こんな内容のお話が99通りもの文体によって表現されています。そう、それだけの本です。
でも、その表現方法は自由奔放で、とても発想豊かなもの発想ばかり。

たとえば、「控えめに」「隠喩を用いて」「あらたまった手紙」「感嘆符」など、よくここまで考えつくなあと感心してしまうほど。読み進めるにつれ序々にその面白さがしみわたってきます。

映画『地下鉄のサジ』の作者として知られるレーモン・クノーによる究極のことばあそびが、朝比奈弘治さんの素晴らしい翻訳によって、さらにさらに絶妙な、なんともおかしな日本語の文章になっています。
ただ翻訳しただけでは、こんなに面白い本にならなかったでしょう。

装丁、本文レイアウトは資生堂の月刊誌 『花椿』などでおなじみの仲條正義さんです。
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