センターのいちおし
まばたきとはばたき
2016.08.24
タイトル まばたきとはばたき
編著者名 鈴木康広著
出版社 青幻舎
出版年 2011.10
内容と紹介 2010年瀬戸内国際芸術祭で注目を浴びた、
白いしぶきを上げながら水面を走る船の航跡をファスナーが開いていく様に見立てた「ファスナーの船」。
目薬を注す怖さを、容器を拳銃型にすることで表現した「目薬の銃」。
地球の引力を利用して遊ぶけん玉に、万有引力発見のきっかけになったりんごを合わせた「りんごのけん玉」…。
現代アート作家・鈴木康広氏の作品には、この世の仕組みの基礎に虫眼鏡を当てるような気づきと、小学校の理科で初めての発見をした時のような驚きときらめき、楽しさが詰まっています。

本書はそんな彼の作品を存分に味わうことができる一冊。
新たに書き下ろされたシンプルなスケッチに、詩のように繊細な言葉と惹き込まれる写真を添えて、全46作品がまとめられています。
『あれとこれは似ている』程度のささやかな思いつきを記したスケッチから、どんどんアイデアの連鎖が広がり生まれる豊穣で不思議な世界。こども時代、初めて三日月を見て「空にバナナが浮いている!」とはしゃいでまわった“あの頃”の目線にも似た、懐かしくもわくわくした気持ちにさせてくれます。
ポートフォリオとしても、読み物としてもオススメですので、ぜひ手にとってみてください。
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