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「試し書き」から見えた世界 : 世界106カ国、2万枚収集!試し書きをとおした世界の紀行文、はたまた文化人類学
2016.06.21
タイトル 「試し書き」から見えた世界 : 世界106カ国、2万枚収集!試し書きをとおした世界の紀行文、はたまた文化人類学
編著者名 寺井広樹著
出版社 ごま書房新社
出版年 2015.10
内容と紹介 世の中には、一見価値がないようでいて、見方を変えると意外な価値に気づくものがあります。たとえば、文具売り場に備え付けられた試し書きの紙。放っておけばゴミとして捨てられますが、拾い上げれば立派なアートに変わります。無造作に書き込まれた直線や波線、文字、イラストなどの試し書きを注意深く観察すると、その筆圧やペンの弾み方などから、書いた人の感情や思いといった人間模様が、様々な色彩や濃度と共に浮かび上がってきます。絵や書のように意識的に書かれたものではなく、書き心地を試すために無意識に書かれたものだからこそ、本人でさえ気づかない”素”が、試し書きには映し出されるのです。試し書きは、まさに「無意識のアート」といえます。本書は、そんな試し書きに魅せられ、世界106カ国から2万枚収集した著者が、その魅力や楽しみ方、試し書きを通した紀行文などをまとめた、恐らく、世界で初となる“試し書き本“です。巻頭には、世界中から収拾された著者の試し書きコレクションの一部がカラー掲載されており、中には、北極で収集されたものなど、普段は滅多に目にすることがない貴重なものも。無意識に書かれる試し書きだからこそ、浮かび上がってくる人柄、国柄、世相、流行。これまで気づかなかった試し書きの魅力と可能性に、思わずハッとさせられることでしょう。アートの可能性はこんなところにもある。きっと新しい発見があるはずです。
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