センターのいちおし
鬼 (民衆史の遺産:第2巻)
2016.02.26
タイトル 鬼 (民衆史の遺産:第2巻)
編著者名 谷川健一, 大和岩雄編
出版社 大和書房
出版年 2012.7
内容と紹介 古くから様々な伝説に登場していますが、必ずしも悪い存在ではない鬼。今でこそ角があって肌が赤かったり青かったりといった鬼のイメージがありますが、元々鬼という言葉は見えないもの、この世ならざるものを指す「おぬ(陰)」から変化したもので決まった姿形は持ちませんでした。鬼が今のような姿で定着したのは平安の頃になります。
神道、仏教、陰陽道など様々なものに影響され今の鬼の姿を得るにいたりましたが、それ以前の鬼とはなんだったのか?
今回ご紹介する本『鬼』は鬼に関する民俗学の論文をまとめたものでその由来や伝説について様々な解釈が掲載されています。『民衆史の遺産』というシリーズの一冊なのですが、この1冊で完結する内容ですのでどうぞ気軽に手にとってみてください。論文なのでちょっと固い部分もありますが、今も昔も創作に引っ張りだこな鬼について、この機会にもう一度考えてみるのもいいかもしれません。
リンクURL 鬼 (民衆史の遺産:第2巻)