センターのいちおし
愛のうらおもて (中学生までに読んでおきたい哲学:1)
2015.11.26
タイトル 愛のうらおもて (中学生までに読んでおきたい哲学:1)
編著者名 松田哲夫編
出版社 あすなろ書房
出版年 2012.9
内容と紹介 「中学生までに読んでおきたい哲学」と題された本シリーズは、多彩な日本文学の作品を各テーマに沿って集めたアンソロジーとなっています。中学生までに~となっていますが、その年代には難しいのでは?と思わせる濃厚な内容も多く、大学生であるみなさんにはぜひ読んで欲しいシリーズ。その1冊目が「愛のうらおもて」です。
本書の主題である「愛」ですが、作中、寺山修司氏も述べているように、“つかまえどころのないものであり、それを数えることも測ることもできない”存在です。家族愛、異性愛、友愛、博愛…両手に余るほど多くの種類の愛がありますが、そのどれもが明確な“かたち”で表すことはできません。また、空気のようにいつも傍にある愛に気づき、喜びを感じるより、自分が求める愛が手に入らず、求め、思いを募らせている人の方が多いのではないでしょうか。
本書で取り上げられている作品たちは、そんな人間の本質を突いた危うくも魅力的な愛が綴られた良作ばかりです。愛の美しさや優しさ、哀しみ、人が人を愛するがゆえにとる行動。日本文学に映し出された「愛のうらおもて」。あなたはどう感じ、何を思うでしょうか?
各巻頭に掲載されている南伸坊氏の愛らしくも奥深い「ロボとピュー太」もお見逃しなく!
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