センターのいちおし
フォントのふしぎ : ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?
2015.10.09
タイトル フォントのふしぎ : ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?
編著者名 小林章著
出版社 美術出版社
出版年 2011.1
内容と紹介 ライノタイプ社と聞いてピンとくる人はどれくらいいるでしょうか。
UniversやHelveticaなどを販売しているドイツのフォントベンダーと言えば多少は認知度が上がるかも知れません。本書は、そのライノタイプ社でディレクターとして書体デザインの制作指揮と品質検査、新書体の企画立案などを手がける小林章氏の著作で、欧文書体の歴史や、手書き文字のヨーロッパ各国での違いなどが、柔らかい語り口と、ドイツ在住の著者自らが撮影した町並みの写真とともに旅行記のような味わいで紹介されており、知らずしらずのうちにページをめくってしまいます。
4章の「意外と知らない文字と記号の話」では、日本人には馴染みの薄い「引用符」の正しい使い方や、曖昧になりがちな「ハイフン」と「ダーシ」の使い分けなど、記号を使用する際のルールについても解説されていますが、どれも豊富な写真のおかげで興味を失うことなく読み進めることができます。

写真を眺めているだけでも楽しめ、気付かぬうちに知識がついている。
まさに「ふしぎ」な一冊です。
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