センターのいちおし
ルーヴル美術館の舞台裏 : 知られざる美の殿堂の歴史
2015.07.14
タイトル ルーヴル美術館の舞台裏 : 知られざる美の殿堂の歴史
編著者名 パスカル・ボナフー著/ジャン=ピエール・クーデルク写真/田中佳訳
出版社 西村書店東京出版編集部
出版年 2014.3
内容と紹介 京都市美術館で開催中の展覧会『ルーヴル美術館展「日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」』(2015年6月16日(火)~9月27日(日))。
ルーヴル美術館の珠玉のコレクション約80点が展示され、フェルメールの傑作《天文学者》が初来日したことでも話題となっています。
ルーヴル美術館といえば、《モナ・リザ》や《ミロのヴィーナス》、《サモトラケのニケ》など、世界の名立たる芸術作品を収蔵する、言わずと知れた世界最大級の美術館です。
展示作品数35,000点、年間入場者数800万人以上を誇り、世界一有名な美術館とも言えるルーヴルですが、元々は、フランス・カペー朝第7代の王フィリップ2世の命により築かれた城塞であったことはあまり知られていません。
城塞として築かれたルーヴルは、いかにして今の姿になったのでしょうか。
本書は、城塞から世界的な美術館への移り変わりを、芸術作品をもとに辿りながら、収蔵作品の管理や展示の準備などを交え、ルーヴルの歴史と現在の舞台裏を紹介します。
本書にはその冒頭で述べられている通り、ルーヴルに足を踏み込んだことのない人々を(ルーヴルへ)導きたいという著者の願いが込められおり、学術的な内容でありつつも、誰もが知っている名画《モナ・リザ》の秘話や、知られざる閉館後の姿といった興味深いコンテンツが多数掲載されており、ルーヴルについての知識がなくても楽しく読むことができます。
また、美術館そのものがひとつの芸術作品であるかのように美しいルーヴルの館内・館外の写真や、展示作品の図版がフルカラーでふんだんに掲載されており、眺めているだけでも楽しい一冊です。
美の殿堂と称されるルーヴルの舞台裏とその魅力の数々。本書を読めば、きっと一度はルーヴルに足を運んでみたいと思うことでしょう。
ルーヴル美術館の舞台裏として、当センターの所蔵のDVD『パリ・ルーヴル美術館の秘密』(場所:映像・DVD、請求記号:3-35 / F)もオススメです。
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