センターのいちおし
かないくん
2014.05.29
タイトル かないくん
編著者名 谷川俊太郎作 ; 松本大洋絵
出版社 東京糸井重里事務所
出版年 2014.1
内容と紹介 「死ぬとどうなるの」
誰もが一度はふと思うことですが、その答えを知る人はいません。
本書でも、考えることを託されるだけで、明確な回答はどこにも書いてありません。
死ぬということは、今いる場所から消えるということ。
確かにそこにあった存在が消えたとき、皆さんは何を思うでしょうか。
谷川俊太郎が綴った文章は云うまでもなく、本書のために松本大洋が二年の歳月を費やし描き上げられた絵は、まさに圧巻。上質な映画を見ているような絵本に仕上げられています。
また注目すべきは、装丁の常識を覆すデザインで注目を集める祖父江慎がブックデザインを手がけた点。絵本としてはめずらしい、バーコードすらない真っ白な裏表紙や、凸版印刷とタッグを組んで試みた特殊6色印刷等々に、ため息が出てしまいます。
極めつけは、糸井重里が企画監修を務めるというどこまでも抜け目のない1冊。手に取った瞬間から伝わる“なにか”を感じてください。
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