センターのいちおし
玉器(故宮博物院, 故宮博物院:13)
2013.12.10
タイトル 玉器(故宮博物院, 故宮博物院:13)
編著者名 日本放送出版協会
出版社 日本放送出版協会
出版年 1999
内容と紹介 2014年に日本初開催が決定した台北・故宮博物院展。
この展覧会の目玉は、なんといっても中国・清代の玉器(硬玉や軟玉からつくられた器物)、「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」と「肉形石(にくがたいし)」でしょう。
白と緑色のヒスイを加工し、白菜を再現した「翠玉白菜」と、豚の肉片に似た天然の材を生かし豚の角煮を表現した「肉形石」。
この2点は、故宮博物院の収蔵作品の中でも特に人気が高く、海外公開も初となるため注目を集めています。
さて、故宮博物院収蔵作品の写真解説書『故宮博物院(全15巻)』の第13巻にあたる本書は、収蔵作品の内、特に優れた玉器だけを厳選して収録。
「翠玉白菜」、「肉形石」はもちろんのこと、玉で虎を表現した4センチほどのかわいらしい「玉虎」から2メートルを超える世界最大の玉彫作品「大禹治水図玉山」まで、精緻を極めた様々な玉器が多数掲載されています。
新石器時代から現代までつづく、中国文物の代表のひとつといわれる玉器。
本書を読むと、中国の悠久の歴史に思いを馳せつつ、その中で培われてきた精巧な技術にただただ感心されられます。
数千年の歴史と共に培われてきた伝統技術の賜物である玉器、そして清代の技術を結集した傑作「翠玉白菜」、「肉形石」を見れば、今後の皆さんの作品づくりのヒントが見つかるかもしれません。
なお、当センターでは、本書以外にも、『故宮博物院』全15巻すべて所蔵されています。台北・故宮博物院展の開催前に、展示作品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
リンクURL 玉器(故宮博物院, 故宮博物院:13)